結論:多くの人には不要だが、一部の用途では今も必須
自作PCのパーツ構成を考えるとき、「光学ドライブ(DVD・Blu-rayドライブ)を付けるべきか」で迷う人は少なくありません。配信サービスやダウンロード販売が主流になった現在、多くのPCケースにも5.25インチベイが用意されていないことが増えています。この記事では、光学ドライブが本当に必要な人と、不要と判断してよい人の見分け方を整理します。
この記事でわかること
- 光学ドライブが不要になった背景
- それでも必要になる代表的なケース
- 判断に迷ったときのチェックリスト
光学ドライブが不要になった理由
ゲームはSteamやEpic Gamesストアなどのダウンロード販売が主流になり、OSのインストールもUSBメモリで行うのが一般的です。動画や音楽もサブスクリプション配信で視聴できるため、ディスクメディアを扱う機会自体が大きく減りました。こうした流れを受けて、近年発売されるPCケースの多くは5.25インチベイを廃止しており、内蔵型の光学ドライブを取り付けられない製品も珍しくありません。標準的な用途(ゲーム・動画編集・事務作業・ネット閲覧)であれば、光学ドライブなしで困る場面はほとんどないといえます。
それでも光学ドライブが必要になるケース
一方で、以下のような用途がある人は光学ドライブの用意を検討したほうがよいでしょう。
- 市販のパッケージ版ソフト・ゲームを使う:古いパッケージ版ソフトやディスク同梱の周辺機器ドライバを使う場合
- 音楽CD・映画のBlu-rayを鑑賞する:手持ちのディスク資産を再生したい場合
- データをディスクに保存・受け渡しする:取引先や公的機関がディスク納品を指定している場合
- CDのリッピングをしたい:所有している音楽CDをデジタル化して保存したい場合
判断に迷ったときのチェックリスト
以下の項目に1つでも当てはまる場合は、光学ドライブの用意を検討してください。当てはまらない場合は、購入を見送っても実用上ほぼ困らないはずです。
- 手元にパッケージ版のゲーム・ソフトのディスクがある
- 音楽CDやBlu-rayディスクを頻繁に再生する習慣がある
- 役所・学校・取引先とのやり取りでディスク納品を求められることがある
- 古いドライバCDが同梱された周辺機器を使う予定がある
不要と判断した場合でも後から追加できる
組み立て時点では不要と判断しても、後になってディスクを扱う必要が出てくることはあります。その場合はケースに内蔵する必要はなく、USB接続の外付け光学ドライブを追加すれば十分です。価格も手頃で、使うときだけ接続すればよいため、迷った場合はひとまず内蔵せずに組み立て、必要になった時点で外付けを検討するという選択肢も現実的です。
配信・ダウンロード中心の生活でも困らない理由
PCゲームはSteamやEpic Gamesストアなどのダウンロード販売がほぼ標準になり、パッケージ版を買う機会自体が減っています。音楽・映画もサブスクリプション配信で視聴でき、ソフトウェアも公式サイトから直接ダウンロードするのが一般的です。OSのインストールやリカバリもUSBメモリで行えるため、光学ドライブがなくても組み立てから日常利用まで一通り完結します。実際、近年発売されるノートPCの多くは最初から光学ドライブを搭載していませんが、それで困ったという声は多くありません。
周辺機器のドライバCDにも注意
プリンターやWi-Fiカードなどの周辺機器には、今でもドライバCDが同梱されていることがあります。しかし、同梱されているドライバはバージョンが古い場合が多く、メーカー公式サイトから最新版をダウンロードしたほうが安定して動作することがほとんどです。そのため、ドライバCDの存在自体は光学ドライブが必要な決定的な理由にはなりにくい点も覚えておくとよいでしょう。
組み立て前に一度立ち止まって考えるべきこと
光学ドライブを組み込むかどうかは、パーツ選びの中では優先度が低くなりがちですが、後から追加しようとするとケースの5.25インチベイの有無に左右されるため、実は最初の段階で方向性を決めておいたほうがスムーズです。普段の生活を振り返り、直近1年でディスクメディアを使った回数を思い出してみると判断しやすくなります。ほとんど記憶にないという人は不要、逆に何度か思い当たる場面があった人は、内蔵か外付けかも含めて用意を検討する価値があります。
まとめ
- 配信・ダウンロード中心の使い方なら光学ドライブは基本的に不要
- パッケージソフト・音楽CD・Blu-ray鑑賞・ディスク納品の予定がある人は必要
- 迷ったら内蔵せず組み立て、必要になってから外付けドライブを追加する方法もある

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